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ひとりごと 06-1
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▽06.1.5
明けまして
おめでとうございます。
今年もよろしく
お願いいたします。
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ひとりごと
06-2
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▽06.2.2
毎年のことだが、1月はあっという間に終わってしまう。確定申告で去年の伝票などを整理していると、1年の短さを痛感する。
確定申告も、ここ数年は源泉される収入が多いので、基本的に還付金の申請になる。
この還付金、ちょっとしたボーナスになるので、帳簿の整理にも力が入る。
最近は、 パソコンの経理ソフトに適当に打ち込めば、勝手に整理整頓してくれるのでとっても楽だが、手書きして、電卓を叩いてたころはイヤでしょうがなかった。
気になる言葉がある。
「伸びしろ」
IT関連の記事でよ見かける言葉だが 、辞書にはまだ載っていない。「成長する可能性(余地)」みたいな意味に使われているようだが、一体誰が言い出したのだろう?
■ITの「伸びしろ」はまだまだ大きい
■さらなる「伸びしろ」を確保する
■発想の「伸びしろ」度
■学力の「伸びしろ」を広げる
など使われている。とても便利な言葉だと思う。
日本語をテーマにしたテレビ番組も増えて、人々の言葉(日本語)に対する関心も高まっているようだ。
言葉(言語)は常に変化して、定着していく。常識や基本をおさえつつも、頭を柔らかくしておかないと、取り残されそうだ。
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ひとりごと 06-3
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▽06.3.2
いろいろな仕事が折り重なっているのは、春が近いからなのだろうか。
3月から祖師谷陶房は新体制になる。人事に微妙な異動、新スタッフも加わった。それに合わせて工房の2階を大リニューアルしたり、システムの見直しをしている。何事もキッカケって必要だな、とつくづく思う。
外部講習会も多かった。ある団体は、年度内に使わないといけない予算があるらしい。
大学からも、来年度のシラバス提出のお願いが来た。今回からネットを使った提出システムが導入された。
初めての経験を二つした。一つは、ある陶芸機材メーカーの新製品発表会。都心の大きなビルの会議室で説明を聞き、実機を見せてもらった。かなりの力作だと思う。テスト焼成が出来そうなので楽しみだ。
もう一つは、陶芸の家庭教師。これまでにも、小さなグループを訪問指導したことは何度かあるが、個人(夫婦)を指導させてもらったのは初めてだった。新築の素敵な邸宅。素敵な夫婦だった。
フリーペーパー「祖師谷・成城アメニティー通信」の春夏号を制作することになった。今回は発行まで時間があるので全部一人でやることにした。アポを取ったところすべに了解を頂き、2月は12箇所取材した。3月は執筆とデザイン編集作業だ。
3月は、季刊「陶工房」の取材が大量に入っている。今回は、諸々の都合で結構ギリギリの日程になってしまった。
4月からは、いよいよ8月の個展準備に入る。約1年ぶりの作陶活動。他の仕事が入らないことを願うばかりだ。
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ひとりごと 06-4
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▽06.4.14
学校を出てから、あまり「新学期」とか「新年度」というものを意識してこなかった。ただ、桜が咲くので、毎年その下でひと盛り上がりはしているが。
2年前から大学の講師をやるようになって「新学期」というものが他人事ではなくなった。
陶芸教室も7年以上やっているが、生徒さんが「新年度」だからといって入れ替わることはない。相変わらずの顔ぶれ。毎年「暖かくなってきたわね」などと春の挨拶を交わす程度である。
「新学期」はそうはいかない。シラバスから始まって、授業計画、備品購入、そして授業などの「シゴト」が始まる。
昨年とは全員違う生徒。「陶芸を教える野田です。よろしく」から始まる。このちょっとした「緊張」と「照れ」と「気合い」と「不安」と「期待」がない交ぜになった感じが懐かしい。
今日が新学期初めての授業だった。学期前「今年は去年ほど受講生は多くないと思います」と大学の人が言っていたが、予想はどうやら外れそうだ。履修登録前だが、今日の授業は25人。ちなみに陶芸教室では、約15人の生徒を2名の講師で見ている。
1年生は18歳。私は38歳。20年のジェネレーションギャップも何のその!体調に気を付けながら立ち向かうのである。
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ひとりごと 06-5
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▽06.5.24
腰痛が「イタイ」。いろいろな意味でイタイ。粘土とか轆轤とか、何かと腰を酷使する陶芸という仕事。同じように苦しんでいる人も多いだろう。安静にして早く治したいが、そうも言ってられない。
今月はすでにDMハガキを6枚作った。DM用の作品が届いたら、速攻でその日の夜中にデザインをして撮影、ゲラを出す。作品を送付してからゲラが出来上がるまでがあまりに早いので皆驚く。
教室の仕事とか雑誌の仕事とか面倒な仕事を早めに片づけて、作陶に集中しようとしているのだが、こんな時に限ってなぜかいろいろとデザイン関係の発注がはいって来る。嬉しい悲鳴。
午前中、ある製品を見本市で展示するときの販促ツール、ポップのデザイン打ち合わせに行った。ポップは初めて。紹介してくれた建築家の方と一緒に考えるのが楽しみだ。
▽06.5.22
大手ゲームメーカーが団塊の世代を対象としたカルチャースクールを大型ショッピングモールで展開しようとしているらしい。その中に陶芸教室も出来るという話をある業者から聞いた。どういった内容になるのか、誰がプロデュースするのか、大口の取引先になりそうな施設だけに気になるところなのだろう。
陶芸教室はカルチャー教室の一つだが、その奥深さからか、なんだかアートだったり、修行的だったりと、多様性を持つ独特な習い事だ。
この陶芸教室を運営する立場から見ると「客商売」。さらに言えば「水商売」である。
「教室」と名が付いているが「教育」ではない。また、「指導」ではなく「お手伝い」である。しかし、生徒達が求めている技術レベルは総じて高い。ここがポイントなのだ。
「高い技術と優れたアートのセンスを解りやすく客商売のサービスで提供する」
大規模な教室ほど、このことを柱にして教室のシステム、人事、設備をプロデュースしなければならないと思う今日この頃である。
展覧会の制作に入っている。定番の石膏型を取り出してみたら、なんだか古くさく感じた。一言で言うと「形が優しすぎる」。最近「スロウ」だとか「ロハス」なんてキーワードが陶芸の世界にも影響してきているが、雑誌などでピックアップされている作品の多くは「クール」な表情のものが多い。「かわいい」器ははやってないのだ。
なんでもかんでも「かわいい」と言っていた我々の世代。石膏型が古くさくなるのも無理はない。
作り直したり、削って形を変えたり、粘土をさわる前にやることがいっぱいだ。
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ひとりごと 06-6
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▽06.6.24
展覧会用の作陶が本格化してきた。といっても、他の仕事が減るわけでもなく、色々な用事の隙間をぬ
って作陶に没頭している。昔から、展覧会前になると、頭の中が作品のことでいっぱいになって他のことが手に着かなくなってしまう。約束を忘れてすっぽかすことなど茶飯事。色々なことを後回しにして人に迷惑をかけることもしばしば。最近は、切替が上手くなっているが、やはりいつもとは様子が違う。
他の仕事を増やしたくないという思いに反して、新しい仕事の話があったりする。断ればいいのだが、自分だけの判断で決められない仕事だったり、面
白そうな仕事だったりするとどうしても関わってしまう。
都心のある新聞社系のカルチャーセンターで講座を開講する事になった。お話を頂いてからわずか1週間で決定。すでに準備が始まっている。中心になるのは祖師谷陶房の女性スタッフ2名。本家祖師谷陶房とは違う新しいコンセプトの講座にする予定だ。
パッケージデザインの仕事。採用になるかどうかわからないが、前から少し興味があったのでやってみることにした。パッケージデザインのノウハウはない。自分なりにデザインをして模型を作った。ネットで探したパッケージ印刷専門の工場に模型持って行って色々と相談。最新の設備を持つ工場を見学させてもらったりして、とても勉強になった。もう、それだけでも満足である。
でも、採用してもらわないとお金にはならないので、これからの方が大変である。
今月もDMをいっぱい作った。DM作りの楽しみは色々な人との出会いである。あるミュージシャンの新作アルバムの告知DMを作った。同じ歳の彼と話す時間は楽しい。
時どき、陶芸の家庭教師をしているパテシエの夫婦がテレビの対決番組で勝利した。良く知る人が出ていると自然に感情移入してしまうもので、勝利を喜んで抱き合う二人を見て、思わずジンとしてしまった。
広島の放送局RCCラジオから電話インタビューのアポがあった。本当は生放送なのだが、放送時間に仕事が入っているので録音することになった。全国で活躍する広島出身者をテーマにしているコーナーだそうだ。
久しぶりに親孝行が出来る。
陶工房の取材も目白押し。
大学の授業も佳境に入った。
そうそう、来春の個展が決まった。新宿のデパート。初めての会場である。
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ひとりごと 06-8
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▽06.8.21
2ヶ月ぶりの「ひとりごと」。展覧会用の制作に追われ、時間にも気持ちにも余裕がなかった。
何とか作品を仕上げて無事開催にこぎ着けた。17日からは毎日会場に居る。会場の玉
川高島屋は、地元のような場所なので、祖師谷陶房の生徒さんを中心に大変多くの方にご来場いただいている。美味しいレストランや、はやりのお店もいっぱいあるので、わたしの展覧会以外でも楽しんでもらえるようだ。
お盆休み中で、人の動きが少なくなるのでは、と心配していたが、この相乗効果
のお陰で会場は終始にぎわっている。
一緒にやっている若林和恵は、大学、大学院時代の同級生。気の許せる仲の良い友達でもある。
お客様が居ないときは、ふたりでくだらない話をしているので、退屈することなく一日があっという間に過ぎる。
他の同級生も来てくれるので、ちょっとした同窓会気分だ。
今回、はじめて「銀彩」をした。作品全体の雰囲気に馴染むように、これまでの「釉彩
」に薄く銀泥 を塗り重ねてメタリックな表情を出している。テストを繰り返して今回初めて発表した技法だ。
自分なりに満足しているが、課題点もまだある。今後さらに発展させていきたい。
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